この所、ヤマハのアンプを使うのが増えたので、たまには違うアンプを試してみたいな。
アメリカ製のパワーアンプで、PEAVEY CS-800というモデル
知りませんでしたが、この会社は、ギター用が有名らしいです。
オーディオ用ではどうでしょうか。
パネルには、堂々と"COMMERCIAL SERIES"と書いてあります。
20211010_CS800パネル拡大

上面には、色々な接続方法が書かれています。
確かに、"COMMERCIAL"だなあ

20211010_CS800正面パネル

さて中は、
すごい!
カンタイプTRが、6パラ
いかにも大出力アンプ
モデル名CS800が、400W / 4ohm X2というのに納得
20211010_CS800出力TR
ただ、A chとB chで出力TRの会社名が違っている。
A chはMotorola
20211010_CS800Motorola

B chは、GE/RCA
同じ部品なのかな
20211010_CS800GERCA

さて、動作するのか
チェックしてみます。
20211010_CS800測定
規格では、280W@clipping  8ohmsとなっています。
これは、120V時ですので、100Vでは194W程度でしょうか。
測ってみると、スペック出力は出ています。
THDは、スペックより良い。
0.0024% /100W/1kHz
0.0038% / 10W
0.01% /1W
0.03% /0.1W
残留波形に高調波成分が乗っていませんので、ノイズがほとんどでした。
残留ノイズは、1.2mV :A ch   1.25mV : B ch と少し大きい。

ファンは、強・弱 切り替えられるので、弱ならあまり気にならないレベル。
周波数特性も、まあまあ。
-2.8dB / 100kHz
-0.3dB / 50kHz
-0.4dB / 20Hz
-1.0dB / 10Hz

ここまでは、よさそうです。

この機種の問題は、電源入り・切りでの大きなノイズです。
信号レベルを、0.1Wにしています。
これに対し、大きなノイズが見えます。ピークレベルで
電源入り:約8V
電源切り:約6V
20211010_CS800クリックノイズ

スピーカーによっては、壊れるか。
ピーク8Vはひどい。
メインにはつなぎたくないなあ。
どうしようか