アンプの電源で音が変わる事を経験しているので、電源の中でどんな電流が流れているのか見てみたい。
電圧は、オシロスコープですぐに見えるのですが、電流波形はなかなか見にくい。
ということで、YOKOGAWAの電流クランププローブを入手しました。
これは、本来、AC電源の電流値を測定するためのものです。
ただ、スペックを見ると20Hz~20kHzの特性が書かれています。
ということは、早い波形も見えそう。
電流は、50Aまで可能となっているので、こちらは問題無さそう。
20210119_電流クランププローブ
端子が 2Pの専用測定器用になっていたので、BNCに交換しました。

まずは、スピーカーケーブルの電流波形を見てみます。
20210119_スピーカー電流波形確認中

見えた!
電流波形も音楽の形になっている。
ただ、ノイズが乗っている。
拡大してみると、78MHz-----FM放送だ。
家から送信アンテナが見えるので、その電波でした。
20210119_FM放送波形

高周波に対してのシールドが少ないようです。
プローブの出力にフィルターがいるかな。